
人気グループ「嵐」が9月から台湾、韓国、タイの3カ所で、グループ初の海外公演を行うことが7日、分かった。この日、東京・渋谷の文化村通り沿いの一画に、嵐の6枚目オリジナルアルバム「ARASHIC」(5日発売)を記念した巨大地球儀(直径2メートル)がお披露目され、その除幕式でメンバー5人が発表した。
デビューから7年目、大野智(25)、櫻井翔(24)、相葉雅紀(23)、二宮和也(23)、松本潤(22)が、5人そろって初めて海を渡る。「ARASHI BIG DREAM PROJECT」と題し、特にジャニーズタレントの人気が高いアジア各地で生ライブを披露し、計8万人の海外ファンに“夢”を届ける。
5人はまず、9月16、17日に台湾・台北アリーナで「嵐コンサート IN TAIPEI」を開き、2日間で2万人を動員。同22日は、韓国・光州ワールドカップスタジアムで開かれる「第3回アジア・ソング・フェスティバル」(5万人動員)に、日本代表アーティストとして出演。最後は10月7日に、タイ・バンコクのインパクトアリーナで、1万人を動員する「日本-タイ修好120周年記念プレ・イベント FRIENDSHIP CONCERT」のメーンアクトを務める。
海外公演に先がけ、嵐は、9日から今回のアルバムを引っ提げた10都市37公演の全国ツアーを行う。
また、同アルバムは、台湾、韓国、タイ国内でも、今月中旬に発売される予定だ。
松本は「僕ら5人でラジオ番組やっているんですけど、台湾や韓国から『私たちの国にも来てください』ってたくさんメールが来ました。いつか(海外公演が)実現したらいいなって思ってたので、本当にうれしい!!」と声を弾ませ、「日本でやってきたライブを凝縮した熱いステージにします」と意気込んだ。
櫻井も「やっと(海外のファンに)恩返しができます。少しでも多くの人に、嵐を知ってもらうきっかけになれば!!」と笑顔。この秋、巨大な嵐が、アジアに吹き荒れそうだ。